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ビル・ブキャナン(Bill Buchanan)とは、ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」に登場する人物である。演じるのはジェームズ・モリソン。日本での吹き替え声優は中博史

人物 編集

落ち着いた思考、素早い判断、安定した精神を持ち合わせている。また、スタッフに対しては信頼をもって接するタイプゆえ、スタッフからの信頼は厚い。ただし、その姿勢が自らのキャリアを危うくしてしまうこともある(詳細は後述)が、結果として、歴代支部長の中ではもっとも長く現場の指揮を執った。

当初は、どちらかといえば「ルールを重んじる」タイプの指揮官であったが、シーズンが進むにつれて「任務を果たすためには、時にはルールを破ることも必要である」というジャックの姿勢に理解を示すようになる。

経歴編集

ブラウン大学にて英文学の学士号を取得。

  • CTUニューヨーク支局 捜査官
  • CTU本部シアトル支局 捜査官
  • CTU本部ロサンゼルス支局 臨時指揮官
  • CTUロサンゼルス支局 支部長

各シーズンでの動き 編集

シーズン4 編集

シーズン3で殉職したライアン・シャペルの後任として半年前にCTUロス地域本部長に就任した。

シーズン中盤、臨時支部長としてロス支局に派遣されたミシェル・デスラー[1]をサポートすべく、臨時指揮官としてロス支局に現れる。ジャックやトニーとの調和が取れない時間がしばし続いたが、徐々に互いを受け入れていくようになる。

なお、ジャックの(偽装のための一時的な)死の場面には立ち会っているが、その後の過程(蘇生、遺体のすり替え、偽の身分の用意、CTUからの脱出等)には関わっていない。

シーズン5 編集

正式にロス支局の支部長に就任。

デイビッド・パーマー暗殺の容疑者としてジャックが浮上した際はその線で捜査を指揮したが、後にクロエの証言とジャックからの電話を受けて、空港占拠事件ではジャックと連携して解決に導いた[2]

ロス支局の活動を監視するために派遣された本部スタッフのリン・マクギルと対立し、一時的に支部長職を解任され拘束される。しかし、オードリー・レインズとカーティス・マニングの発案により「規約1条第12項[3]」が発動され、支部長職に復帰した。

シーズン後半、CTUが国土安全保障省に一時的に吸収された際、またも支部長職を解任される。現場指揮はカレン・ヘイズが執ることとなったが、今回のテロの黒幕がチャールズ・ローガン大統領であるという証拠を得るために、彼女はビルらに協力するようになる。

一連の事件が終結した後、CTUの指揮系統は元に戻り、ビルは支部長職に復帰する。また、カレンと結婚している。

シーズン6 編集

冒頭、中国から送還されたジャックを、アブ・ファイエドへの生け贄[4]として引き渡す。しかしジャックは独力でファイエドの拘束から逃れ、ビルやウェイン・パーマー大統領らに、テロの首謀者は(ハムリ・アル=アサドではなく)ファイエド自身であるとジャックに言ったと告げる。当初は懐疑的であったが、クロエからジャックがアサドを逃がす証拠の画像を見せられたことで、ジャックやアサドと協力して捜査を進めていく。

しかし、ウェイン・パーマー政権で安保担当補佐官となった妻・カレンが絡む政権内の争いに巻き込まれる。その材料となったのが、ビルが以前にファイエドを拘束しながら証拠不十分で釈放していたという事実であった。カレンは、CTUの正規の手順で行われた措置で不当ではないとビルをかばうが、結局「政権から遠い者(=ビル)が犠牲になるしかない」との理由で、ビルはやむなく解雇命令を受け入れた。

その後、家宅捜索中にカレンから、ジャックが甥を助けるため[5]の援助を求める電話を受ける。カレンからの情報を元に、CTUに連行される途中のジャックを奪還し、FB回路基板と甥を交換する現場に向かうが間に合わなかった。その後、ビルとジャックをCTUへ連行するために飛来したヘリを奪い、ジャックの父と甥の居場所である石油掘削基地までヘリを操縦。ジャックの甥を救い出すとともに、中国の工作員(チェン・ズィー)を拘束することに成功した。

最終的に政権内の争いは、ビルとカレンの一連の不正行為は罪に問わない代わりに、両者を辞職扱いとするという穏便な形で収束した[6]

シーズン7 編集

CTU解体後、クロエとトニーの3人で、政権内部の腐敗を暴くべく「私的な捜査活動」を行っていた。トニーがジャックに尋問された際にトニーがCTUのシークレットコードを伝えたことでビルはジャックらと再会、FBIを振り切って独自に捜査を続ける。その後デュバクを発見して拘束、政権内部の内通者を暴いたが、それを契機としたジュマ将軍によるホワイトハウス襲撃作戦に巻き込まれて人質となってしまう。ジャックが大統領をホワイトハウス内の避難室に確保するも大統領の娘・オリビアの命を脅かされて出てこざるを得なくなってしまう。しかしジャックから避難室を出てくる際に「避難室内部をメタンガスで充満させていた」と伝えられ、「銃の発砲一回で大爆発を起こせる状態」だと聞かされる。しかし、その為には何者かが反乱を起こしてジュマらに発砲させなければならない。一方、ビルはジュマがホワイトハウス外の何者かと連絡を取っているのを目撃したとジャックにそれを伝え、「まだ政権内部の腐敗は終わってない、お前がそれを暴け!」と言葉を残し、単身で見張りに反乱、発砲させて大爆発を起こさせる。その爆発の混乱に乗じてアーロンと共にジャックはジュマを射殺するが、ビルはこの爆発に巻き込まれて死亡する。

脚注 編集

  1. シアトル支局在任中、トニーと別れていたミシェルと交際していた。
  2. ただし、ジャックが通話中に含めた「敵の拘束下にある」意の暗号を見抜いたのは、リン・マクギルだった。
  3. CTU内の序列第2位の捜査官(この場合はカーティス)が、指揮官が精神的に不適格な状態であると判断した場合、その指揮官を解任することができるというもの。
  4. ファイエドは、連続テロの首謀者はアサドであると主張し、アサドの居場所を教える条件のひとつに、ジャックの身柄を引き渡すことが含まれていた。これは、ファイエドの弟がジャックの拷問が元で死んだことへの復讐であった。
  5. 中国側はロシア製スーツケース核爆弾のFB回路基板と、ジャックの甥であるジョシュの交換を要求していた。さらにその背後には、ジャックの父・フィリップも絡んでいた。
  6. カレンの政敵ともいえるトム・レノックスの発案によるもので、トムに弱みを握られているノア・ダニエルズ副大統領はこの案を呑まざるを得なかった。
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